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2008年度卒業生合格体験談 かしま ゆり さん なんば あずさ さん みなかわ あやな さん ふなど りゅうへい くん
大橋由起さん
<Profile>
県立川和高校卒。東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学専攻4年次在籍中(2007年2月現在)。この4月からは京都大学医学部附属病院に勤務予定。SMCには新高一準備講習から三年間在籍。ほぼ予備校を住みかとしていたというウワサあり。

インタビューアー:近藤塾長(K)

(大橋さんはセンター試験で比較的得意教科だった国語で大失敗。模擬試験でもずっとA判定かB判定だった第一志望校の東京医科歯科大学の合格判定がD。今回はそのときのお話から。)
K. 受験生活で一番思い出に残ったことは?
O. 受験生活も最後の方なんですが、センター試験ですね。
K. いつもと国語の点数が一ケタ違ったんですよね。
O. はい。(笑)
K. そのときどう思いましたか?
O. 終わった・・・みたいな。今までの三年間はいったい何だったんだろうって。
K. そうですよね。あのときは微妙な表情してたもんなあ。だけどほぼD判定でも第一志望校の東京医科歯科大を変えなかったんだよね。
O. はい。まず実際的な問題として二次試験が英語と小論と面接という自分が得意な分野だったからまあ、攻めていこうと。あとはもう、せっかくここまで来たんだから、やらずに、なにもしないで後悔するよりかは、やって、ぶつかっていこうと。
K. 要は、意地ですね。
O. そうですね。
K. それで、結局、不合格だったんですよね。
O. はい。不合格でした。
K. だけど・・・。
O. 三月の、もうほんとに終わり頃に、繰り上げ合格の連絡が大学からあったんです。
K. まさに大どんでん返し!そのときの気持ちは?
O. ふふふ(笑)。一瞬頭の中が真っ白になりました。
K. わけがわかんなかった?
O. この人は誰に電話かけてきているんだろうって。(笑)本当にわけがわかんなくって先生にも「わたし、どうしたらいいんでしょうか」ってお電話しました*。
K. (*このとき私は山口県に、とある用事で出張中。会場のスピーカーから呼び出しの声を聞いて大橋さんの合格を知った。あのときはほんとうにびっくりしました。)
K. その体験を元に、受験生に伝えたいことは何かありますか。
O. うーん、そうですね。やっぱり受験勉強をしていくと、誰しも自分に自信が持てなくなる時があると思うんですね。周りからも「自信を持て」って散々言われるんですけれども。でも、実際の試験で白い紙の前にいられるのは自分だけなんで、月並みですが、自分を信じることが大切かなって。
K. 「自分を信じること」ですね。
O. はい。あと、自分を信じるためにはそれまでの準備も大切だと思います。
K. SMCに入ったきっかけは?
O. 予備校の説明会に来て、その必要性を強く感じたからです。
K. 新高一準備講習からですよね?
O. はい。
K. SMCの講師の言葉で印象に残ったものは?
O. うーん・・・。印象に残った言葉・・・。
K. どの先生でも。
O. というか、多すぎて。三年間ひたすら声をかけ続けられていたので・・・(笑)。具体的に、というのは難しいんですが、一つ一つの言葉それぞれによって、自分を奮起させていました。一喜一憂しやすい性格だったので、その都度励ましてもらえるというか。
K. そうですか。
O. その言葉も、単に表面的なものじゃなくて、私の性格とか分かってもらった上で、声をかけてもらっていたなあ、というのはどの先生からも感じました。
K. それでは、教わった先生の印象を聞きたいんですが。先生を動物にたとえると?まずは木学先生は?
O. 木学先生。動物ですか。うーん、見た感じは、チーターみたいな。
K. チーター?速い?獰猛な感じですか?
O. ははは。(笑)俊敏な感じ。でも、教え方とかはすごく丁寧なので、ウサギみたいな感じ。
K. 中身と外見は違うと。
O. はい。
K. そうですか。じゃあ、三林先生は?
O. 三林先生は、うーん、アルマジロみたいな。
K. アルマジロ?!
O. (笑)。おもしろいこととかたくさん言ってくれるんですけれども、常に冷静な感じが。
K. そうですか。それでは、本人を目の前にして言いづらいとは思うんですが、私は?
O. 近藤先生は・・・ちょっと待ってくださいね・・・動物ですか。う〜ん、霊長類ですね。
K. (しばし沈黙)・・・・微妙だな。それ。霊長類にも色々いて、ピグミーからゴリラまで。
O. どっちかっていうとチンパンジー。
K. チンパンジー・・・?
O. はい。なんて言うんですかね。総合的に人を見てくれる。私の中でのチンパンジーは、猿の中で全体を優しく見守っているというイメージが。そういう位置づけなんで。
K. 蛯原先生は?
O. 蛯原先生は、私の印象としては、一番予備校の中で、ペースが乱れないって言うか。
K. あの人はマイペースだもんね。いつ何時もなんにも影響されない。
O. その落ち着きの中にも、時々関西弁とかでてきて、そういうところが魅力的だなあと。動物にたとえるのは難しいですね。
K. 和久先生は?
O. 和久先生は・・・とっても発音がきれいな先生で。いらっしゃるだけで、私が、英語っていいな、って思えるようになったので。動物にたとえると、なんか、秀麗な感じで・・・。
K. 秀麗?
O. なんか、美しい、って感じですね。でも、美しい動物、って難しいですね。これといって一つに決めるのは。
K. それでは、大学生活についてお伺いします。大学生活はどんな感じですか。
O. そうですね。一年一年全然違うんで、一概には言えないんですが、看護の場合は、3,4年は結構実習が詰まっているので、1、2年は結構楽でしたね。ただ、1,2年の時は片道2時間かけて通学していたので、学校と、部活と、バイトを除くと結構自分の時間がなかったので・・・。でも、今から考えると、1,2年の時は結構のびのびと過ごしていました。
K. そうですか。
O. けど、補欠で入ったっていうのがあったので、1,2年の時は結構劣等感があって・・・。
K. へえ。
O. 今から考えると、定期テストの結果とか、周りと比べても遜色なかったんですが。やっぱり、後からぎりぎり入らせてもらったという気が強くて、負い目に感じている部分がありましたね。でも、3,4年になって、もっと社会が見えてくるようになると、センター試験にしても2次試験にしても、ある一日の断片でしかなくて、それはその人の実力だったかも知れないし、その日たまたま調子が悪かったのかも知れない。
K. なるほど。運もあるしね。
O. そうですね。だから、その一時のことをあんまりネガティブにとらない方がいいのかな、と思って、3,4年ぐらいからはもう開き直りました。「受かって、ラッキー」みたいな感じで。
K. 3,4年になって、自分に本当に自信が持てた?
O. そういうわけじゃないんですけど。こんな自分でもしょうがないかなって。
K. 高校生活と大学生活と比べてみて大きく変わったところは?
O. 途中から一人暮らしが始まったので、自由が多くなったということですね。自分の裁量で生活を運営していかなきゃならないと。
K. おもしろい言い方するね。「自分の裁量で、生活を運営」かあ。
O. (笑)それで、夜遅くなっても、朝寝坊しても誰も怒らない。でも、その分責任がまとわりついてくるって言うか。朝寝坊しても誰も怒ってくれる人がいない・・・。
K. 看護師になって寝坊したら・・・?
O. もうありえないですね。速攻クビですよね。
K. 受験生活についてお伺いします。受験勉強の原動力になっていたのは何ですか?
O. なんか、今それを考えると、不思議だったなあって思うんですけども、私の場合は強く「これになりたい」とかそういう明確な目標を持ちづらい時期が長く続いていて、何で目標も明確にないのにこんなに自分は勉強しているんだろう、と不思議に思う時期があって。
K. そうでしたか。
O. はい。特に一番身近な友達が強く目標を持っていたので。自分は何となく英語関係の仕事をしたいなあとか、看護もいいなあとか、漠然と思っていたときに、起爆剤がなくて、その壁にぶつかって。
K. ・・・。
O. 高一準備講習の前の説明会で、「大学に入るならこれだけのことが必要だ」と目の前にポンと提示されて、その山の高さにすごいびっくりして、でも私はちっちゃい頃から大学には行きたいな、と思っていて、「じゃあ、これを消化しなきゃ」と思ってやってたってのはあるんですが・・・。
K. ・・・。
O. だから、強い動機とか、目的意識とかで動いてたってわけじゃないんです。勉強するうちに、いろんな教科が、ああ、これもおもしろいな、って思えたというか。
K. つまり、勉強自体が結構楽しかった?
O. 嫌じゃなかったですね。数学とか結構苦手だったんですけども、嫌いになることはありませんでしたね。
K. なるほどね。
O. あともう一つは、学習環境がすごく良かったなあって。途中でやだなと思わなかった。
K. 今、自分の選んだ道は後悔してませんよね。
O. してないですね。
K. 受験勉強でストレスとか感じたことはありますか。
O. あります!(笑)色々あります。
K. どうやって解消したんですか。自分で何かしたこととか?
O. もう、高三ぐらいになると学校と予備校と家との往復だけになって、あんまり、リフレッシュの時間とかきっちりと持ったことはないんで、でも、友達と気楽に話したり。
K. あれ、カラオケじゃなかったっけ?
O. ハハハ。(笑)まあ、たまに行ってましたね。
K. 今、受験生活を振り返って、「こうしておけば良かったなあ」と思うことはありますか?
O. う〜〜〜ん。
K. 「ない」でもいいですよ。
O. いやいやいやいや。もうちょっと自分に対して客観的であれば良かったのかなと。
K. はあ、なるほど。でもそれはむずかしいですねえ。
O. 無理なりにも、毎回、同じような原因で何度も悩んできたんで。やっぱり。
K. そういえば、よく忘れ物をしましたねえ。体操着とか、弁当箱とか。今までした忘れ物の中で最も強烈なのは?
O. 講師をやったときの話*ですけど、帰ろうと思ったら定期がなかったのには本当に焦りました。完全に、どっかにいっちゃってたみたいです。
(*大橋さんは大学2年〜3年の時にSMCで英語科講師を務め、絶大な人気を誇った。)
K. ああ、あれね。
O. もう、後で警察とか行って、引き取りに。
K. (笑)それでは、これから受験に向かう生徒達にいろいろとメッセージを。受験を通じて、何を学びましたか?
O. 先程も言いましたが、自分を信じることですね。あと、受験の時って、周りが見えなくなりますよね。自分一人でやっているんじゃないと。周りの人もよく見なきゃいけない、って思いましたね。心を開いて、もっと周りも見るようにしたら良かった、っていうか。うちの妹も今受験なんですが、もっと泰然自若としていて、ああ、自分は小心者だったなあ、と。
K. なるほど。周りが見えなくなるから注意しなさいよ、と。
O. 受験は、単なる一つのステップ、という風に大学に入ったら思えるから・・・。ただ自分の目標をクリアしていくためだ、と思えば。
K. 色々あるステップのうちの一つで、それをクリアしていくだけだ、と考えればいいと。
O. そうですね。
K. 受験生に向けてのメッセージは?
O. なんだろな〜。高校生活をエンジョイしてください。
K. 「高校生活を楽しめ!」と。それはなぜですか?
O. 高校生活を振り返ると、高校生活だけをエンジョイする、高校生活をエンジョイし、勉強もしっかりする、学業だけに励む、という三通りがあると思うんですが。
K. 多くの高校生は一番最初かな?
O. そうですね。でもあたしはどっちかっていうと学業ばっかりだったんで。高校生活と学業を両方頑張ることによって、より多くのことが学べると思うから、どっちも頑張ってもらいたいですね。
K. なるほど。
O. だから、極端にどっちかに偏るんじゃなくて、まんべんなくやるのがいいのかな、と。受験勉強でも特定の教科に偏るんじゃなくて、まんべんなくやるのが良いと思います。精神的なバランスも取れるんじゃないかな、と思います。
K. なるほど。じゃあ、最後にSMCの宣伝をしてください。
O. えーっと、たくさんいいところがありますけど。
K. たくさん言ってください(笑)。
O. 先生達がみな親身になってくれて、良心的な予備校だと思います。休んだらちゃんと補習してくれるし。あと、しつこいぐらいに、細かいテストをやってくれるんで、私的にはそこが気に入ってましたね。
K. だけ?
O. あと、駅前にあるので、便利です。
K. だけ?(笑)
O. (爆)いや、まだあります。えーと、先生がおもしろいです。あと、予備校過ぎる予備校じゃないっていうか。
K. ・・・?
O. 大手とかとは全然違う色を持っているんで、ドライなところがないんで、そういったところも楽しみたいって人にはすごいお勧めですね。
K. なるほど。
大橋さんにとってはこれからが本番ですよね。社会人になっても頑張ってくださいね。今日はありがとうございました。
O. ありがとうございました。
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